かえる社 - 富士山の麓の小さな編集社

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2020.8.25

自然 に 生きる、自然 と 生きる

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〜拝啓、樹海を怖いと思っている人へ 〜

 

豊かな自然と多くの生き物が住む、樹海。

私たちが暮らす、すぐ近くにある樹海。

今回は、株式会社 合力の近藤さんに案内していただきながら、樹海の中を歩いてみました。

近藤さんは、自然を大切に維持しつつ、観光の対象としてツアー開発をしている人です。

そんな近藤さんから教えていただいた、

樹海の素晴らしさと、近藤さんの樹海や仕事に対する想いをご紹介します。

 

皆さんも樹海にいる感覚で読んでみてください。

 


 

 

それでは、みなさん今日はよろしくお願いします!
早速だけど、いつも歩くよりちょっとゆっくりめに歩いてみよう!!

 

 

 

 

ちょっとこれなんだと思う?

 


これは、リスが松ぼっくりの実を食べた後なんです。
これを「森のエビフライ」と呼んでいます。

 

この「森のエビフライ」があるって事は、リスがいた証拠だね。

 

 

 


今、コロナが流行ってて少人数で行動することがとっても増えたし、これからも増えていくと思う。

 

でも、それって近藤さんにとっては実はとってもいいことなんだよね。
儲かるためにはすごい大人数にツアーした方が儲かるけど、
人が入り過ぎちゃうと動物が来なくなって、自然が壊れてしまう。

これをオーバーツーリズムという。


だから1回に6人までくらいのツアーが近藤さんはすきです。

 

 

 

戦時中も登っていた富士山にコロナの影響で登れなくなってる。

だけど、富士山だけじゃなくて、そのまわりの樹海などにも魅力があるよって事を今年の夏は特に伝えていきたい。

 

樹海の魅力は、毎日景色が違うこと。

季節・時間によっても変わってくる。それがすごく魅力的なんだ。

 


じゃあ、またちょっと歩いてみよう!

 

 

 

 

樹海を歩いているとキノコも見つかります!
このキノコは動物の食べた跡があります。

 

秋になるともっといっぱいでてくるんだよ。
樹海のキノコなどは、国立公園で守られているから取ってはいけないんだ。

 

この木をみてごらん。

 

この木は、雪が降った日に根元から倒れちゃったんだ。

こんなに自然が豊かな所なのに急に人の手が入ったようなキレイな切り口があると、

それだけで「ゲンナリする」って人もいる。だから、僕はチェーンソーで切るなんてして欲しくない。

 


樹海の原始林では木が倒れたりしてもそのまま土に還るのを待つのがルールだけど、

多分、県か町が通るのに危ないからっていう理由で切ったんだと思う。

 

でも、今必要なのは「リアル感」だと思う。
いまはバーチャルなどが流行ってるけど、それとは真逆の「リアル感の良さ」が伝わる場所が樹海だと思う。

 

 

 

これからいくのは樹海の中にある小さなの洞穴です。

 

じゃあちょっと降りてみよっか。

降りてすぐわかったと思うけど空気が冷たくなるよね。


だから、古の時代には近くに住む人たちが冷蔵庫の代わりに使ってたこともあったんだよ。

 

洞穴の中に入って上を見上げてみよう。

 

朝方とかに来ると、靄がかかってて神秘的な写真が撮れたりもするよ!

 


この樹海にはとても力があるんだよ。

だから悪いものが抜けてく感じがするし、富士山のパワーで浄化されていくんだよ。


本当は富士山に登るのが1番パワーを貰えるけど、

登れない時は大きな力のある樹海に来てパワーをもらって行って欲しいと、僕は思ってます。

 

 

 

 

取材を終えて


 

実際の日常生活の中で車の音など雑音が主に聞こえてきませんか?

しかし樹海では目をつぶって聞くと自然の音が様々聞こえてきます。

 

今外で吸っている空気と違う県での空気や水は違いませんか?

ここでしか味わえない貴重なもの+体験だと私たちは感じます。

 

例えば野生の動物を身近に感じることもできます。

そういった、手つかずの自然が身近に感じるって言うのは良い事だと思います。

 

 

また、悩みなど考え事していたらこの樹海に来て欲しいと思います。
ここに来ると心がスッキリするからです。

 

近藤さんは、植動物想いでこの樹海を本当に大切にしている人だなと感じました。

この仕事をやってて楽しい+魅力がある、最後にまた来て欲しいという想いでやっているってことに感激しました。

 

 


『自然 に 生きる、自然 と 生きる」
ここに生きる高校生として自然に囲まれて過ごせている事は

何千年もの時間と丁寧な管理によって生み出された樹海のおかげだと思います。


近藤さんから教わったピュアな自分でいること、

自分たちができることを少しづつやっていきたいと思います。